ビジネスマンなら「プレゼン」を経験した人は多いでしょう。
プレゼントは、プレゼンテーションの略です。
そしてプレゼンテーションは「プレゼント」が語源だと言われています。
パワーポイントを使ってプレゼンは今や常識ですね、ビジネスマンならパワーポイントを使ったことがあるという人も多いでしょう。
プレゼンで成功したいならコレを怠るな!
私もそうですが、パワーポイントを使ってプレゼンをする時は、やはり緊張します。
何回やっても多少の緊張はあります。
もちろん初めてのと比べると幾分緊張も少なく、今では、程よい緊張感でプレゼンをこなしています。
そうなるまでには、やはりプレゼンの経験を積む必要があります。
私も結構な回数をこなしてきました。
おかげでパワーポイントの使い方やしゃべり方など、以前の自分と比べて大きく成長できたと思います。
ありがたいことに、プレゼンの経験を多く積ませてもらった私が、プレゼンをやっていくうちに、成功するプレゼンにはある大切なことをやっておく必要があると感じるようになりました。
その大切なこととはズバリ!「準備」です!
成功するプレゼンに必要なこと!
私がこれまでプレゼンの経験を重ねてきて、このプレゼンは結果的に成功につながったと感じたプレゼンにはある特徴があることに気が付きました。
その成功するプレゼンに必要なこととは、先ほども書きましたが「準備」です。
私がプレゼンをするまでに十分に自分が納得が出来るくらい準備が出来たプレゼンは、成功という結果につながっていることに気が付きました。
つまり、充分な準備が出来ていないプレゼンは、相手にもバレてしまう。
そして、説得力も弱いのです。
プレゼンに必要な自信はどうやって生まれるか!
どんなプレゼンにでも最低限必要なのは、「自信」です。
緊張して、声が震えたり、手が震えたり、そんな状態でプレゼンをしていると、聞いている人たちも不安になります。説得力もありません。
この自信を持つためには、充分な準備が必要なのです。
充分すぎるほどの準備が出来ていると自然と自信を持つこともできるのです。
準備が十分でない、自分で納得できるくらいの準備が出来ていないプレゼンは、不安で仕方ありません。
堂々と自信を持ってプレゼンをこなしたい場合、充分な準備をするように心がけましょう。
プレゼンに必要な十分な準備とは!
プレゼンには準備が必要というのは分かりました。
それでは、実際にどんな準備をしておくべきなのでしょうか、私の経験を踏まえて解説しておきます。
- プレゼンの目的
- プレゼンで伝えたい事
- 大まかな流れは暗記
- パワーポイントのスライド以外の資料
- リハーサル回数は多い方がいい
上に挙げたくらいのことは十分に準備して頭に入れておくべきでしょう。
プレゼンの目的
このプレゼンは何のために行うのか、その目的を明確に分かりやすく説明できるようにしておきましょう。
何のためにプレゼンをするのか、それが分かっていないプレゼンは的外れになることがあります。
このポイントをしっかりと抑えていれば、自信を持ってプレゼンすることができますし、プレゼンの流れもしっかりしたものになってきます。
プレゼンで伝えたい事
プレゼンの目的に併せて、プレゼンで伝えたいこともしっかりと押さえておく必要があります。
プレゼンの目的に対して、「その目的を果たすために私たちはこうやります!」ということを明確に出来るように目的に対してのその答えをしっかりと頭に入れておきましょう。
プレゼンの目的と、プレゼンで伝えたいことは常にセットになっている必要があります。
コレがずれていると聞いている人に響きません。
聞いている人たちがポカンとなってしまいます。
大まかな流れは暗記しておく!
プレゼンの大まかな流れは、何も見なくても説明できるくらい頭に入れておきましょう。
プレゼンンの目的と伝えたいことがしっかりと頭の中に入っていれば、大まかな流れは、言葉の多少の変化があってもすべて忘れてしまうということはありません。
パワーポイントで作成した資料のすべてを暗記するのではありません。
作成したスライイドのそれぞれで言いたい伝えたい事、重要なポイントだけを頭に入れておけば、本番でスライドを見ただけで、言葉が浮かばなくても自分の言葉で説明できるようになります。
そうなるくらい、何度もスライドの要点を確認して、全体的な流れに沿った大まかな流れを暗記しておきましょう!
誰かが書いた文章を丸暗記するのではなく、自分でそのスライドの要点を確認して、自分の言葉で要点を暗記しておきましょう!
パワーポイントのスライド以外の資料
私は、プレゼンの際にはパワーポイントで作成した資料以外にも沢山の参考資料を用意していきます。
プレゼンではあまりにも細かい部分まで説明することは避けます。
専門用語を並べて、聞いている人に説明してもそれが伝わりにくいからです。
プレゼンでは出来るだけ簡単な言葉で説明して、プレゼンの後にある質疑応答の時間で出て質問に対して適切に答えることが出来るような資料を用意してプレゼンに臨みます。
プレゼンで話した内容に対して何を根拠に話しているのかという資料を、スライド一枚ごとに用意しています。
質疑応答で質問してくる方は、もう少し詳しい内容を知りたがっている方なので、その方に対してプレゼンの内容よりも少し詳しい解説が出来るような資料を持っておくのです。
この資料を作成したり収集するのには時間がかかります。
しかし、もの準備を怠ることで、質問者に対して十分な対応が出来ないようなことになると、そのプレゼンの成功率が下がってしまうこともあるのです。
リハーサルの回数は多いほどいい!
プレゼンの本番を迎えるまでに、リハーサルをするでしょう。
私は、このリハーサルの回数に制限を設けません。
出来れば何度もリハーサルをする、リハーサルの回数を重ねるたびに自信も沸いてきますし、様々な意見を聞くこともできます。
全体的な流れも自然と暗記できるようになります。
リハーサルの時にはたくさんのトラブルや間違いを経験しておくべきでしょう。
例えば、パソコンを接続しているプロジェクターとの接続確認など、つながらない場合はどう対処するかなど練習しておくと、自信につながります。
本番で突然機械のトラブルが発生すると、それだけで緊張してプレゼンがガタガタになってしまったこともあります。
機械トラブルでも、スマートに解決できると、見ている人も、このプレゼンターは経験豊富だなというイメージを持ってくれます。
更に、リハーサルの際には自分の声を録音して、自分の声のトーンやしゃべるスピードなど、聞き取りやすさなどを後で客観的に確認するようにしています。
リハーサルの回数は時間が許す限り何回でも繰り返しましょう!
準備がプレゼン成功へのカギ
成功するプレゼンのカギは「準備」だということを解説してきました。
ここで解説したことは私が実際にプレゼンを経験してきて感じたことです。
プレゼンを重ねていくにつれて、プレゼン本番までの準備がいかに大切なことであるかを感じるようになっていったのです。
準備を満足いくまで出来たプレゼンは成功率も高いし、その場での反応も良かったという経験があり、それからは、プレゼン前には自分の気が済むまで準備をするようになりました。
もちろん仕事の場面では、準備に時間を取りすぎだと言われたこともあります。
しかし、そのプレゼンがいい結果をもたらせば、そんなことを言っていた上司も満面の笑みになります。
中途半端なプレゼンよりも、充分な準備をして臨んだプレゼンの方がすべてがスムーズに進みます。
ここで1つ紹介しておきたいと思います。
あのプレゼンが上手というAppleのスティーブ・ジョブズは、たった5分間のプレゼンのために数百時間もの時間を準備に費やした、本番前には本番と全く同じようなリハーサルを行うなど、プレゼンの準備に相当な気合を入れていたという話があります。
プレゼンを見ると、彼の才能で、その場でさらさらと話しているように見えるプレゼン。
実は、万全の準備をして、入念な戦略が盛り込まれていたのでしょう。
プレゼンの神様がこれほど準備にこだわるのは、準備が重要だということを感じていたからでしょう。
プレゼンを成功させたいという方は、まずはそのプレゼンの準備を満足できるくらいやってみてはいかがでしょうか。
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